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レーベン横浜阪東橋 BAY’L
笈西様ご夫妻
橫浜の中心街まで自転車でもアクセスできる住まいのロケーションがお気に入りの笈西様ご夫妻。防災への意識が高く、被災体験に2日間の日程でトライしていただきました。
休日の数時間、週末の2日間など時間を決めて、ライフラインがストップした前提で暮らしてみるのがマンション内被災体験。
どこから手を付けていいかわからない地震対策、体験を通して必要なコト・モノを感じてみませんか?
レーベン横浜阪東橋 BAY’L
笈西様ご夫妻
橫浜の中心街まで自転車でもアクセスできる住まいのロケーションがお気に入りの笈西様ご夫妻。防災への意識が高く、被災体験に2日間の日程でトライしていただきました。
教えていただいたのは
監修/危機管理教育研究所代表 国崎 信江さん
阪神淡路大震災がもたらした被害に衝撃を受け、女性・母としての視点で家庭を守るための防災対策の研究を進め、2008年株式会社危機管理教育研究所を設立。文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員会」委員、NPO国境なき技師団理事などを兼任。著書多数。 http://www.kunizakinobue.com
懐中電灯で作業すると片手しか使えないため、家族全員のヘッドライトと2個以上のランタンがあると過ごしやすさがアップします。情報収集の意味でも気を紛らわせる意味でもラジオは必須。
ポリ袋に調味料と材料を入れて湯せんするポリ袋調理法は、最低限の水で作れるので災害時にぴったり。ご飯を炊く、野菜を温野菜にする、肉とタレで主食を作るなど同時調理もOK。使用後の水は再利用できます。
断水後は、給水場所からポリタンクなどで水を運ぶ必要があります。高層階ならリュックに入れられるタイプ、低層階ならカートに載せて運べるタイプなど、居住階や人により運びやすいものが異なるので実践してみるのが大切。
地震後にマンション内で過ごす場合は、便器にかぶせて使える災害用トイレが便利。パンツタイプのおむつを利用する手もあります。
発電式充電器や水のいらないシャンプーなど、災害用に用意しているものを実際に使用してみましょう。使い勝手が悪いものや古くなっていて買い換えが必要なものを判断する機会になります。
いずれ来るといわれている巨大地震。備えなければと思っていても、何から手を付ければいいかわからないという方も多いのではないでしょうか? 実は、備えるべきケースは、大きくわけて2パターンあります。避難所へ避難するケースと、避難所に行かず自宅マンションで過ごすケースです。「これまで、地震で被害にあった場合はとにかく避難所で暮らすことが前提とされ、非常用持ち出し袋の用意などが推奨されてきました。しかし、都市部では避難所が定員オーバーになることが予測されています。また、耐震性が高いといわれているマンションでは、備えがあれば地震のあとも住み慣れたわが家で暮らしを継続できる可能性があります」と危機管理アドバイザーの国崎信江さん。そのために、国崎さんが考案したのが自宅での被災体験「おうちDEキャンプ」。「地震のあとは散乱したものを片付けて室内に安全エリアを作ります。そこで活用したいのが簡易テント。食事や就寝時に頭だけでも入れて寝れば、余震で出るホコリ除け、軽い落下物除けになります。キャンプ気分なのでお子さんも楽しめるのではないでしょうか」と教えていただきました。
体験された笈西様ご夫妻は、上で紹介した以外にも「災害用トイレは意外に臭いが気にならなかった」「野菜が食べたくなった」「お風呂に入れないのは想像以上につらい」など、実感したことがたくさんあったといいます。旦那様は「大変な環境を経験してみて、妻を大切にしなければと思いました」とも。家族の絆を見つめ直すきっかけにもなったようです。備えあれば憂い無し。もしものときのために、ぜひ体験してみてください。
一戸建てに比べ、マンションは地震に強く壊れにくいといわれています。しかし、壊れにくいからといって被害がないということではありません。マンションライフにどのような影響が出るのか、地震発生時から順を追って何が起こるかをご紹介します。
マンションは高層階ほど揺れが大きくなります。そのため、居住階をふまえて対策を考えましょう。マンション被害の事例として、耐震でないドア枠などの変形による閉じ込め、停電によるエレベーターやオートロックの停止、上下水道・ガス管・送電設備への被害によるライフラインの停止などがあげられます。建物の接合部(エキスパンションジョイント)にヒビが入っているところは、接合面の落下の可能性もあるので、注意が必要です。
揺れがおさまったら、痛みや出血がないかを確認します。子どもがいる人は、あわてて子どもの状況を確認しようと動いてしまいがちですが、足元にあるガラスの破片でケガをする恐れがあります。スリッパを履いたり、雑誌などで足場を作って安全を確保してから行動しましょう。家族の安全が確認でき室内の被害状況を把握したら、避難するべきか、その場にとどまるかの判断をします。
行動チャート
自分の状態を確認
ケガがあれば応急手当を。助けが必要な場合は声を出す、物を叩く音で周囲に異常を知らせる。
足元の安全を確保
動ける場合は足元の安全を確保。津波や土砂災害の可能性がある場所は避難を開始。火災発生時は初期消火に努める。
家族の安全を確認
室内にいる場合は負傷の有無を確認。救助の必要性の有無を判断する。
室内の状態を確認
室内にガラスが飛散している場所がないか、ドアが開閉できるか、ライフライン、通信状態に被害はないかを確認。
避難の判断
室内の状況や建物の状況から、避難するべきかを判断する。
地震後、多くの人が一斉に始めるのが掃除・片付けです。掃除・片付けは、居室内に家族が安全に過ごせるエリアを作るためにも大切です。その際は、余震で再び倒れる可能性がある家具は起こさずにひと部屋にまとめ、物が落ちてこない環境を作りましょう。
トイレは使用不可
自室ではトイレに被害がなくても、どこかで配管が破損している可能性も。水を流すと被害を広げてしまうため、トイレは配管の点検まで流すことはできません。災害用トイレを用意しておきましょう。
ホームセンターから掃除用具がなくなる!?
散らかったものを片付けるために必要になるのが、電気がなくては使えない掃除機の代わりになるほうきとちりとり、粘着ローラー、手を傷つけないための防刃手袋や、ガラス片でも破れない麻袋。これらの物が一斉にホームセンターから無くなります。
地震後は大量のゴミが出るため、収集されない場合はゴミがあふれ悪臭を放ち衛生面が悪化します。自宅で災害用トイレのゴミを含めた大量のゴミを保管しなければならないこともあるため、中が見えない黒いゴミ袋を用意しましょう。
停電によりオートロックが解錠状態のままになるなど、防犯面が悪化。防犯ブザーを持つ、子どもだけで留守番させないなどの注意が必要。
災害時に貯水槽の水を使用できるマンションでも、管理組合で水の分配方法を決めていない場合は、すぐに水がなくなってしまうということもあります。共用の水は期待せず、自宅で十分な量を備蓄しておきましょう。
断水時は洗濯ができないため、営業しているコインランドリーは大混雑。遠方まで車で行き、何時間も待って洗濯することもあります。
避難所で配布される食料は、菓子パンやおにぎり、腐りにくい揚げ物のお弁当がメイン。ビタミン不足になりがちなため、野菜や果物のジュース、果物の缶詰などを用意しましょう。
避難所に設置される場合は避難所に入りに行きますが、ウェットシートや水のいらないシャンプーを十分に備蓄しておくと安心です。
災害時にはすぐに手当が受けられるとは限らないため、応急手当の知識が生死を分けることも。
ピンセット・はさみ・消毒薬・止血パッド・ビニール手袋(感染予防)など。
自宅の被害を最小限におさえるため、家具の固定は必須。
飲み物は普段飲んでいるジュースやお茶でOK。水は1人1日3ℓ×10日分を用意。
普段の食料品を多めにストック。カセットコンロなどの調理器具とあわせて用意する。
ほうき・ちりとり・麻袋・防刃手袋(革手袋でも可)など。
家族の人数×排泄回数×10日分を用意。
マンション内から避難する場合に備えておく。
災害伝言ダイヤルやSNS、遠方の親戚に伝言を頼むなど連絡方法の優先順位を決めておく。
マンション内に顔見知りを増やしておくことで、災害時に助けあえることはもちろん、不審者の侵入に気づけるなどの防犯にも役立つ。
一番目は、救急グッズ。よく水が一番大切だと勘違いしている人がいますが、病院にすぐにかかれない災害時は、ケガの手当が最優先になります。二番目は掃除グッズ。地震被害に片付けはつきもの。ホームセンターでも売り切れるため事前に用意しておきましょう。
物資や水の分配方法でモメることが非常に多いようです。また、連絡先を周囲に告げずに避難する人がいることで、修理などの決済が取れない、業者の人が下水配管の確認に来ても不在の家に入れず、1フロアだけトイレが使えないということも。理事会で災害用のルール作りが必要です。
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