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緊急事態宣言などにより、県をまたぐ移動が制限されている場合は、ボランティアが被災地に移動できず災害復興が遅れる可能性があります。行政機関のスタッフも、新型コロナウイルスの対策に追われていることから、行政支援制度などについても迅速な対応が期待できないかもしれません。
ライフラインがストップするような大規模災害が今起こったら……。
マンションライフにどのような影響があるのか、どんな備えをするべきなのかを解説します!
緊急事態宣言などにより、県をまたぐ移動が制限されている場合は、ボランティアが被災地に移動できず災害復興が遅れる可能性があります。行政機関のスタッフも、新型コロナウイルスの対策に追われていることから、行政支援制度などについても迅速な対応が期待できないかもしれません。
現状でも新型コロナウイルス感染拡大の影響で病床使用率が問題視されていますが、大規模災害発生時は、傷病者の増加やクラスターの発生によりさらに状況が悪化することが予想されます。ケガを負っても、命に関わらない場合は治療が後回しになるケースが出てくるかもしれません。
ライフラインがストップするような大規模災害の場合は、水やガス・電気が使えないことから衛生環境が悪化します。不衛生な環境下では、感染が拡大したり過密状態の避難所や医療機関でクラスターが発生したりすることも予想されます。
コロナウイルスの流行以前から、避難所が密にならないよう国が避難先の分散化を推奨していますが、現在の状況では、さらに分散化が求められることが予想されます。2020年7月の熊本豪雨災害でも、過密状態の避難所を避けて、ホテルや親戚、友人宅への避難や、在宅避難などを選択する人が多くみられました。
まずは避難しないでマンションで暮らせるように備えるのが大切です。地震で棚などが倒れないような措置をしておく、電気が止まってもガラス片などを掃除できるホウキやガラ袋を用意する、食材などを多めに買って使いながら備蓄する日常備蓄を実践するなど、災害時も我が家が安心して暮らせるスペースになるように準備しておきましょう。
Youtubeチャンネル「国崎信江のキキカンリTV」で災害対策を学ぼう!
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公共交通機関の迅速な再開が望めない状況では、車の有無で災害時の暮らしやすさに大きな差が出てしまいます。車があれば被害を受けていないエリアに移動でき、コインランドリーや日帰り入浴施設の利用、外食、買い出しなど暮らしを維持しやすくできるためです。カーシェアの利用を検討したり、親族や知人に万が一のときには同乗させてくれるよう頼んだりしておくとよいでしょう。
身を寄せられる親族宅や知人宅がない場合は、ホテルでの滞在もおすすめです。朝食が無料でコインランドリーがあるホテルは、災害後にすぐに満室になる上、日数が経つごとに値段が上がる傾向にあります。事前に利用しやすいホテルの目星をつけておきましょう。
監修/
危機管理教育研究所代表
国崎 信江 さん
阪神淡路大震災がもたらした被害に衝撃を受け、女性・母としての視点で家庭を守るための防災対策の研究を進め、2008年株式会社危機管理教育研究所を設立。内閣府「防災スペシャリスト養成企画検討会」委員、東京都「震災復興検討会議」委員などを兼任。著書多数。
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