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含まれません。体を維持するために必要な水分量です。
1日3リットルという量は人が体を維持するために必要な水分量。通常時は、食事から1日1リットルくらいの水を摂っていますが、災害食は長期保存のために水分をカットされています。食事から摂れる水分が少ないため、一般的に1日3リットルといわれています。それとは別に生活用水を考える必要があります。
「収納スペースがない」「水が運べるか不安」など、備蓄水にまつわるよくあるギモンを防災対策の第一人者として知られる国崎さんに伺いました。
災害備蓄で最も興味関心が高い飲料水。水の備蓄量は1日3リットルを3日分とも7日分とも言われています。一体何が正解で、どのくらいの量を備蓄すればよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか? しかし、国崎さんのお話を聞くと「正解はない」というあたり前のことに気付かされます。
「家族の人数、年齢、住んでいるのが高層階なのか低層階なのかでも必要量がまったく異なります」と国崎さん。
では、どのように考えて災害に備えればよいのでしょうか? そのヒントは「イメージしておくこと」だと国崎さんは言います。自分が何リットルの水を運べるのか、水を持ってきてくれる親族や友人がいるか、水の代わりに何が使えるかなど、もしものときに何ができて何ができないのかを考えていくことが防災への助けになります。この企画をきっかけに、災害時にどうするのか、イメージしながらご家族で話してみてはいかがでしょうか?
含まれません。体を維持するために必要な水分量です。
1日3リットルという量は人が体を維持するために必要な水分量。通常時は、食事から1日1リットルくらいの水を摂っていますが、災害食は長期保存のために水分をカットされています。食事から摂れる水分が少ないため、一般的に1日3リットルといわれています。それとは別に生活用水を考える必要があります。
収納できない分は、調達先や調達方法を考えておきましょう
4人家族の場合、3日分なら2リットルペットボトルで18本、7日分なら42本。収納スペースが限られがちなマンションでは、確かに厳しい備蓄量かもしれませんね。収納スペースがないのであれば、収納できる量だけで良いと思います。大切なのは、備蓄量に対して残りの水をどこから調達できるのかをイメージしておくこと。車で買い出しに行けるか、親族や友人などにお見舞いとして水を持ってきてもらえるか、マンションの貯水タンクや自治体から水の分配が期待できるかなどが考えられます。なお、マンションの貯水タンクの水は、工具がなくて手動で出せなかった例もありました。貯水タンクの水の分配訓練を総会などで提案して実施できると安心です。
水にこだわらず好きな飲み物にしてみては?
実は、わが家では水の備蓄をやめました。代わりに家族それぞれが好きな飲み物を箱買いしています、豆乳やお茶、野菜ジュース、ジンジャーエールやゼリー飲料など、種類はさまざま。災害時には野菜ジュースでご飯を炊こう、ジンジャーエールで肉じゃがを作ろう、といった風に調理にどのように使うかもイメージしています。好きな飲み物がたくさんあると、それだけで幸せですよね。わたしは「しあわせ備蓄」と呼んでいますが、備えることが幸せにつながるような備蓄方法があると思います。普段の暮らしの知恵をうまく防災に取り入れられるといいですね。
分散避難も視野に入れておきましょう
階段も上れるショッピングカートを用意したり、リュックに水タンクを入れて運んだり、運搬しやすい方法を考えておくのも良いでしょう。ただ、自分がどの方法でどのくらいの量を運べるのかを考えておくのが大切です。また、水だけでなく食料や割れたガラスの掃除グッズなど、たくさんのものを何度も運ぶ可能性もあります。さまざまなことを想定した場合、断水している間は分散避難も選択肢に入れておくのがおすすめです。避難先はどこにするか、親族や友人宅、ホテルなどを家族で話しておきたいですね。ホテルへ避難する場合は、「朝食付きで安くてキレイ」など、条件の良いところはすぐに埋まってしまうので、早めの行動を心がけましょう。
危機管理教育研究所代表。阪神淡路大震災がもたらした被害に衝撃を受け、女性・母としての視点で家庭を守るための防災対策の研究を進め、2008年株式会社危機管理教育研究所を設立。文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員会」委員、NPO国境なき技師団理事などを兼任。著書多数。
詳しい情報はこちらをCHECK!http://www.kunizakinobue.com
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